引っ越し10回経験しました!
むらさき@murasakikamikoです。
この記事では、わたしたち夫婦のお部屋探しの失敗・成功談を書いています。
あなたは、いま住んでいるお部屋は好きですか?
むらさき
お部屋探しって、恋愛や結婚と似ていると思いませんか?
知り合って、好きになって、付き合う(結婚する)
恋は盲目。
わたしは実際に、お部屋さがし中に舞い上がり、勢いで契約して大失敗を経験しましたからね!
あのときのアホな自分に今こそ伝えたい。
そしていまからお部屋探しをする人たちに同じ失敗をしてほしくない。
そんな思いでこの記事を書きました。
それでは、どうぞ。
目次
他人の意見に惑わされない
お部屋探しのとき、ほとんどの場合、不動産業者を仲介しますよね。
そこで案内してくれた不動産業者からは「ここは人気なのですぐ契約入りますよ」と言われたりします。
ですがそれは、あくまでも参考程度に聞いときましょう。
業者のおススメは聞き流す
・わたしは一番最初に見学した部屋が好きだった
・不動産業者は3件目の方がおすすめだと言ってる。人気だからすぐなくなるだろうって。
→プロの意見を信じて3件目にしよう
こういった理由で住む部屋を決めると、後悔することが多いです!
自分で決めて失敗したならいいんですよ。
「あ~勉強になったな」と諦めがつくけれど、他人のせいにできる状況だと不満がどんどん膨らみます。
わたしたち夫婦の大失敗経験
あれは結婚まもない新婚ホヤホヤのとき。
転勤をきっかけに結婚したので、旦那もわたしも何ていうか…キャッキャウキウキしてました。
見知らぬ新しい土地と、新生活。
まるで初めて親元を離れ、自由を手に入れた学生のような。
そんな中でのお部屋探しです。
キャッキャしながら不動産会社に行き、数件の物件を内覧をさせてもらいました。
そんな感じで意気揚々と家探しにのぞんだ新婚のふたり。
ところが転勤族なのに家賃補助もなく(契約社員という身分だったので)安い家賃で探していたわたしたち夫婦。
都市部だったので、家賃お高め。
なかなかピンとくるお部屋がなく、ちょっとガッカリしていました。
「やっぱりこの予算じゃ古くて汚い物件ばかりだね…」
そのように悩むわたしたちに、不動産業者が提案してきた物件がありました。
交通の便がものすごく悪いけど、丘の上にある眺めがとても良い部屋を最後に案内してくれたんです。
「丘の上にある眺めがとても良い部屋」なんて文章に書くと聞こえがいいな…(遠い目)
むらさき
不動産業者「夏には花火も見えますよ」
むらさき
はい、この業者さんの「花火」の言葉一押しでハートを射抜かれました(アホ)
不動産業者は、はじめにパッとしない物件を見せて、最後に一番ときめく部屋を見せて契約してもらうという基本的なスタイルがあります。
※それが悪いと言ってるんじゃないんです。
そういうもんだ、ということを知っておくのが大事!
今だったら、花火見えますなんて言われても「そんなん毎日見れるもんじゃないっしょ」と冷めた表情で返しそう。
しかし当時の若夫婦ふたり、純粋でした…!
あまりの眺望の良さ(&花火)に惚れて契約。
「周辺に坂道が多い物件は大変だから避けよう」
と、なんとなく思っていたのに、あまりの絶景にスポーンと頭から抜け落ちてました。
高層マンションとかじゃないんですよ?!
ただ、ちょっと小高い場所に建てられたアパートだったんです。
入居1か月目:素晴らしい景色に喜ぶ。
むらさき
遠くに立ち並ぶ都会の高層ビルにうっとり。
繰り返しますが、ちょっと小高い場所に建てられたボロアパートのベランダから眺めてます。
入居2か月目:景色なんてどうでもよくなってくる
わたしの職場まで徒歩+バス+電車を乗り継いで2.5時間かかる場所。
朝6時には家を出て、残業して20時に会社を出ると家に着くのは23時近く。
だんだん部屋から見える景色なんてどうでもよくなってきました。
むらさき
いや、美しいといえば美しいし、気に入ってはいたんですよ?
それよりも日々のハードライフがきつい!家にいる時間がほとんどなく心に余裕がない!
入居前は、ベランダに椅子とサイドテーブルを置いてコーヒーでも☆なーんて思ってたわたし。
ベランダには洗濯物を干すとき以外出なくなりました。風強いし。
しかも、隣の部屋の人がヘビースモーカーでベランダはいつもタバコ臭かったし…
入居半年:心身ともに疲れ果てる
引っ越しと同時進行で転職活動をして、入社したばかりだったので慣れない環境で気も遣うしハゲそうでした。
(実際ハゲました)
通勤で毎日坂を上り下りして遠いバス停まで歩くたびに不満が募る毎日。
入居半年~次の転勤まで:ねえ、早く転勤にならない?
と、旦那に愚痴りはじめる
今思えば、なんという身勝手な妻なんだろうか…
子育て中の専業主婦でずっと家にいれるんだったら、緑も多くていい場所だったんだろうなとは思います。
通勤に車も使えず、交通の便の悪さもわかっていたのに景色に惚れてしまったわたしが悪い。
結論:すばらしい景色は、1か月で飽きる
そしてあの、不動産業者に言われた
「花火が見えますよ」の件。
土日休みではない仕事だったので、花火大会の日はいつも仕事でした。
部屋から花火なんて一度も見たことありません。
花火大会当日は、会社から帰るのが心理的にも物理的にも厳しかった!
お祭り帰りのテンションの高い人々に押しつぶされそうになりながらの満員電車。
満員のバスに立ったまま揺られ、残り僅かなHPをふりしぼって坂道をのぼって帰った夜。
ハゲあがりました。
花火大会なんて大嫌いだ~!
わたしの若かりし頃の、苦い思い出です。バカ。
後悔しないためにも、自分の意見や希望はしっかり持って、不動産屋に行きましょう。
ブレない希望条件を決めるための記事もどうぞ。
良い賃貸物件に出会うコツ!不動産屋に伝える条件と優先順位の決め方自分はぜったいにこれだけは譲れないからね!という希望要望を妥協すると、どんなに良い部屋でも好きにはなれません。
せっかく新しい生活をはじめるのなら、ワクワクしてほしい(*^-^*)
他人の意見に従ったけど後悔しなかった例
ちなみにわたしの経験で、他人の意見に従ったけど後悔しなかった例があります。
それは家族(旦那)の意見に従ったときのこと。
旦那(家族)の意見は尊重するほうがいい
夫婦2人だけのDINKS時代、転勤で新居を探しに不動産業者と内覧していた時のこと。
旦那さんが、予定外の物件に一目惚れして契約したという話です。
その時の物件というのは、お風呂がとても広い新築アパート。
不動産の担当さんが部屋を案内してくれている時、突然おススメしてくれた新築物件で、家賃はもちろん予算オーバーでした。
担当「ここから近いし、内覧だけでもいかがでしょうか」
(あ~これは最後に家賃高くて見ばえする部屋を見せる、よくある手法だな。)
※あの失敗から学習した
(新築だし、どんなもんかちょっぴり見てみたいな)
夫&私「時間はまだ余裕あるし、いいですよ」
そして旦那がそのおススメ物件にまさかの一目惚れ!!
また同じ失敗するつもりかー!!
「うおお!絶対ここがいい!」
ええ~
「みてみて!このお風呂!見て~!」(浴槽に入ってる)
ええ~
興奮して周りが見えなくなってる旦那。
なんかずっとしゃべってるし(わかりやすいテンション)
子供のようなキラキラした目で、不動産業者の担当さんと話が盛り上がる旦那。
アナタさっきまで、寡黙な人演じてたよね?!
これは…周りが見えなくなるほどの恋をしちゃったパターン
そしてその日に契約しないといけなかったので「一度帰って考えたい」と言えない状況。
わたしはもともと第一希望だった物件にしたかったんです。
ですが、たしかに旦那の言う通り、彼が惚れた物件は魅力的でした。
それに何よりワクワクするんです。
予算オーバーでしたが、当時はまだ夫婦2人暮らしで、私は転居してからもフルタイムで働き続けるつもりでした。
旦那のテンション見てると、もうここ以外では考えられないっぽい。
まあ、またすぐ転勤になるから長く住むわけじゃない。
色んなタイプの部屋に住むのも経験だろう。
そう思い、契約したんです。
わたしは始めのうちは乗り気ではありませんでした。家賃高いしちょっと不安。
広いお風呂よりも、狭いお風呂の方が好き。掃除しやすいし寒くないし…。
そう思っていましたが、だんだん考えが変わっていきます。
だって、旦那がお風呂に入るたび嬉しそうに言うんです。
「いやーやっぱり広いお風呂は最高だね」と。
ああ、こんなに喜んでる。
家賃はちょっと予算オーバーだったけどここにしてよかった。
家族が幸せそうだと、こっちまで楽しくなります。
住んで半年もたつと家賃のこともあまり気にならなくなり、その分頑張って働くぞ!と思えるようになりました。
実際めっちゃ働いて成績あげて、我ながら高給取りでした。
旦那さんも、「俺が気に入って家賃高い部屋にしたから」と仕事に家事に意欲的に頑張ってくれました。
今でも、あの部屋は良かったよね~と当時のことが話題になります。
家族が幸せなら、どんな部屋でも良い物件。
物件探しは、恋愛や結婚と似ている。
婚活やマッチングサイトで使われる「優良物件」はいい例え
よく婚活やマッチングサイトなどで「優良物件」と、異性を例えることがありますよね。
たしかに、お部屋探しって付き合う人を選んでいる感覚に似てると思う…!
そして良い物件かどうかは、住んでみないとわからないということまでも!
過去にその部屋に住んでいた住人から、「とっても住みやすかったんですよ」と言われても、自分も住みやすいと感じる保証はありません。
住みやすいって言われたからこの部屋を契約したのに、期待外れすぎるっ!
と、不満が大きくなるだけです。
何が言いたいのかというと、直感は非常に重要だということです!
出会った瞬間に「この人だ」とわかったり、「なんか違う」と感じる、恋愛や結婚と同じ感覚なんです。
物件探しのコツ:自分の直感を信じる。
まとめ
良い部屋かどうかを決めるのは自分。
住んでみないとわからないものだけど、絶対ゆずれない条件を決めておくと失敗が少なくなります。
そして、さらに大事なのは直感。
綺麗な景色や内装を見てテンションが高まる感じとはちょっと違うんですよね。
転勤を繰り返してきた転妻のあなたならきっと、わかるわかる!となるはず。
わたしは引っ越し経験を繰り返すことで、なんとなく「ここは良い物件だ」と直感でわかるようになりました。
そんなたくさん引っ越し経験がないよ!というなら、住みたい部屋のイメージをしっかり固めて準備万端にして、内覧に臨みましょう。
不動産業界はちょっぴり特殊な世界。
自分の意志をしっかりもって、良いお部屋に巡り合えますように!
むらさきでした!
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