はなこ
この記事では、使いにくい間取りとその解決策について書いています。
こんにちは。
むらさき@murasakikamikoです。
「動線が悪い」
「家具がうまく置けない」
「エアコンが効きにくい」
あなたは住まいに不満はありますか?
「もっと使いやすくなったらいいのに…」
注文住宅でさえ満足いく間取りにするのが難しいのに、賃貸だとなおさら。
わたしは今まで10回の引っ越し経験があります。
今よりもっと暮らしやすくするための工夫を、インテリアコーディネーター目線で紹介します(*^-^*)
この記事を読むことで得られるメリット
・間取りで失敗しにくくなる
・引っ越しのときの新居探しに役立つ
・今住んでいる家がもっと生活しやすくなる
快適に暮らしたいと思うあなたのためになれば幸いです。
目次
使いにくい間取りとは
一般的によく言われているものから、わたしが実際住んで使いにくいなと感じた点を紹介します。
1.縦長すぎる部屋
2.壁が少なすぎる部屋
3.窓が多すぎる部屋
むらさき
1.【縦長すぎる部屋】を使いやすくする方法
一般的な縦長の部屋は、こんな感じです。
Home IC – ファミリールームの写真はこちら – Houzz
むらさき
縦長の部屋は視線の先に窓があるパターンが多く、うまく使えば広く見えます。
デメリットは家事動線が悪いこと。
2DK、3LDKなど広い物件でも、リビングが縦長すぎると使いにくく感じることがあります。
わたしが独身時代に住んだ部屋が、まさに縦長すぎる部屋でした。
具体的に困ったこと
・キッチンからテーブルまで行くのに距離があるので配膳や後片付けが面倒
・テレビの前にソファやテーブルを置けない
・家具に阻まれ、洗濯物をに干しに行きにくい
60㎝より狭いと、身体を横向きにしないとスムーズに通れません。
さらに、家具の配置によっては
・ベッドを置くと掃き出し窓がふさがれてベランダにいけない
・家具で視線がさえぎられるので部屋がものすごく狭く見えてしまう
内覧のときは家具も置かれていないので、奥行きがあり広く見えるんです。
また縦長の方が同建物内で部屋数がとれるので、アパートを建てる側にとっては利益の取りやすい間取りなんですよね。
むらさき
このような縦長すぎる部屋の動線を快適するためにひと工夫。
縦長の部屋のメリットは、壁がたくさんあること。
このメリットを生かします!
縦長すぎる部屋は、たくさんある「壁」を生かす
イメージしやすいのはホテルの部屋です。
一般的なビジネスホテルのシングルルームを想像してみてください。
ホテルのシングルルームにあるテーブルは、大体が壁面にくっついているデスクですよね。
・部屋の中心に置いているテーブルを、壁に寄せる
ワークデスク風にします。
一人暮らしならワークスペース空間にして、まるで海外のアパルトマン風に。
むらさき
たしかに来客のとき壁に向かって座るのは気が引けますよね。
それに一人暮らしの場合、ベッドも置く必要があります。
・テーブルはやっぱり真ん中におきたい
・ベッドの寝心地にはこだわらない
このような方は、ソファベッドにすれば床面が広くとれます。
ファミリーで暮らしていて、リビングが縦長の場合も基本的な考えは同じです。
【壁を使うこと】を意識してみるとうまくいきますよ(*^-^*)
2.【壁が少なすぎる部屋】を使いやすくする方法
一般的な壁が少ない部屋はこんな感じです。
もやい建築事務所 – 住まいの写真はこちら – Houzz
縦長ではなく四角に近い角部屋によくあるパターン。
デメリットは家具が置けないこと。
具体的には、4方面が窓、出入口、壁面いっぱいに収納扉(ふすま)など。
むらさき
そこなんです。
「収納が多いから住みやすい」と思いがちです。
ですが、ある程度壁がないと逆に暮らしにくいんです!
じつはこういった物件も独身時代に経験してます…。
独身時代、部屋選びに失敗した。
わたしの失敗物件は、まさに「壁がない部屋」でした。
築30年以上の3DKの古い物件。
壁一面に大容量の押し入れがありました。
わたし「わー!こんなに部屋が広くて収納もたっぷりある♪」
ぜったい住みやすいに決まってる(*^-^*)と、ルンルンで契約。
ところが!
いざ住んでみると、押入れって奥行もありすぎて収納しにくい…
むらさき
一人暮らしだったので、見合わない広さの収納はスッカスカ。
押入れの中に布団敷いたらいいかも?!
そう本気で思いました。
押入れはスカスカなのに、部屋が片付いているわけでもないんです。
理由は、家具を置くスペースがなかったから。
襖か押し入れか窓か出入り口。
むらさき
家具を置くには壁が必要!と覚えておきましょう。
それと、重要なのは
壁が少ない部屋を生かすためには、とにかくモノを減らすこと。
出入口や窓をふさぎつつ家具をむりやり置くと、さらに使いにくくなります。
壁が少ない部屋の最大のメリットは、解放感があって明るいこと。
このメリットを生かします!
壁が少ない部屋は、解放感と明るさを生かす
イメージするなら古民家です。
続き間になっていて縁側には障子、奥は床の間と飾り棚、残り面は襖と出入口。
モノを減らして洗練された空間にすると、ぐっとオシャレになります。
別に和風にするという意味ではなく、洋風でもシンプルインテリアにすることで素敵になります。
家具が置けないなら、家具がなくても良い暮らしにシフトしてみませんか?
むらさき
ミニマリストになるわけではありません。
あなたにとって本当に必要なものだけに囲まれて暮らすことを意識すると、生活しやすくなります。
わかりやすく数値で目安をいうと、
部屋の大きさに対して家具は30%程度に抑えるとバランスが良くなります。
わたしも色々と手放してきました。
3.【窓が多すぎる部屋】を使いやすくする方法
窓が特徴的な部屋のイメージはこんな感じです。
角部屋や戸建てに多く、デメリットは光熱費がかかること。
それと2番目に挙げた【壁が少ない部屋】と同じく、家具が配置しにくいこと。
具体的にはコーナータイプの窓や掃き出し窓(床面まである窓)が多いと冷暖房効率は落ちます。
遮熱・遮音効果の高い複層ガラスの樹脂サッシだとまだ良いのですが、古い物件だと大体がガラス1枚のアルミサッシ。
・寒い
・暑い
・結露する
・壁が少ないので家具が置けない
上記に対し窓が多い部屋のメリットは、明るくて個性的デザイン。
すなわちオシャレであること。
このメリットを生かします!
窓が多い部屋は、デザイン性を生かす
快適に暮らすための方法は、壁が少なすぎる部屋のときと同じです。
モノを減らすこと。
それに加えて窓が多い部屋はもうひと工夫できますよ。
窓の面積が多いと、カーテンが重要になってきますよね。
そこで、よく見かける普通のドレープカーテンではないものにするのはいかがでしょうか?
遮熱加工されたプレーンシェードやブラインドなど平面デザインにすると、見栄え良くなります。
さらに、窓がまるで壁のようになるのでそこに家具も置けるようになります。
インテリアショップなどでよく使われるワザです。
FIX(はめころし)窓や、吹き抜けのような高い位置にある窓は除くとして、
カーテン無しは、日本ではちょっと現実的ではありませんよね。
プライバシーの確保や断熱性など、快適に生活するためにはカーテンは必要です。
もしあなたが窓の面積が大きいお部屋にすんでいるなら、カーテンをかえてみませんか?
カーテンがフラットになると、部屋が広く見えます。
イメージがガラッとかわって気分転換にもなりますよ(*^-^*)
まとめ
以上、暮らしやすくする間取りのコツでした。
縦長すぎる部屋は壁を生かす
壁が少なすぎる部屋はモノを減らす努力
窓が多すぎる部屋はモノを減らしつつカーテンを工夫する
住む物件は、メリットとデメリットも知った上で住むようにしましょう。
とはいえ、暮らしにくさを感じることで生まれるアイデアもあります。
工夫して改善することで、お部屋で過ごす時間がもっと楽しくなりますね。
こんなはずじゃなかった…とガッカリせず、色々試しながらインテリアを楽しみましょう!
むらさきでした(*^-^*)
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